【インスリン注射・血糖測定】糖尿病の僕が食前にしなければいけない事

膵性糖尿病

こんにちは! まるんてです!

僕は2018年5月に「急性リンパ性白血病」と診断されました。
そこから2年間の治療を経験しています。(2020年6月、治療終了)

 

僕は以前、白血病の治療中に膵臓が無くなってしまった影響で「膵性糖尿病」と言う病気になってしまったことについての記事を書きました。

その中で、食事の度に毎回「インスリン注射」をしなければいけなくなった。

と言う話をしました。

【常に低血糖の危険がある】糖尿病になるとどうなるの? 大変なことは?
実際に2年前から糖尿病になっている僕が、糖尿病の事について紹介します。 なってみて分かった事は「めんどくさい事が増えた」という事。 みんなには普段の生活から気を付けて、糖尿病にならないようにして欲しいと思って書きました。

 

今回の記事では、僕が食事前の毎回している事を実際に僕が使っている器具を紹介しながら、より詳しく解説していこうと思います!

 

使う器具

まずはいつも使っている器具たちを紹介していきます!

左から、針の廃棄ボトル、血糖値測定器、針類、それとインスリンが2種類です!

 

注射や血糖測定の時には針類を使いますが、これらは1回の使い捨てで、かつ普通のゴミと一緒に捨てる事はできません。

なぜなら単純に針が危ないのもありますが、それよりも「針刺し事故」が起きないようにするためです。

ここで使った針には、ほんの少し、目では全く見えないですが僕の血が付いています。

この針が誰か他の人に刺さってしまうと、もし僕が何らかの感染症があった場合、血液による感染の危険があるのです。

このような理由で、ここで使った針は全てこのボトルに入れます。

そして毎月の病院の時に持っていき、捨てることができる場所で捨てています。

 

それからこのボトルの蓋には入院中に看護師さんからもらったネコシールが貼ってあります!

なのでめっちゃ大事に使ってます(笑)

 

次が血糖測定器です。

ここには一緒に針やアルコール綿などが入っています。

そのまま右にあるのが血糖測定の時とインスリン注射に使う針2種類。

これらやアルコール綿は使い捨てなので、家には沢山の量をストックしてあります!

 

そして最後に下にあるのが2種類のインスリン、「アピドラ」と「トレシーバ」です。

このインスリンは効果が出る即効性や持続性が違います。

 

食前にしなければいけない事

ここからは僕が食事の前にいつもしている事を紹介していきます。

インスリン注射以外にも血糖測定もしなければいけません。

それぞれ分けて解説します!

 

血糖値を測定する

インスリン注射の前に、まずは血糖値を測ります。

血糖値は常に変化するので、インスリンを使うまえには血糖値を測らなければいけません。

これらが血糖測定で使う器具です!

針と血液をつけるセンサーを準備してから始めます。

血糖値測定器の電源はセンサーをセットすると自動的にONになります。

そうしたら針を刺す場所をアルコール綿でしっかりと綺麗にして、指先に針をセットしてバチっと刺して血を出し、その血をセンサーに付ける事で血糖値を計測する事ができます。

そして使った針はきちんとボトルの中に捨てます。

 

ちなみにこの写真を撮った時の血糖値は「86」でした。

70~110がベストなので、とてもいい数値でしたね!

それにしても、この血を出すときが結構痛いんです。。。

もう糖尿病になってから2年経つのですが、これはいつでも痛いです。

針の出てくる深さを調節して出来るだけ浅めにしたり、指の腹よりは側面の方が痛みが弱買ったりするのですが、それでも痛いので僕は血糖測定が苦手です。

苦手すぎてこの測定を何度かサボった事はあるのですが、何度も測定しているデータがこの機械に残っているので、後日通院の時にはサボっている事がすぐにバレてしまいます。。。

血糖測定は痛いし面倒なのですが、毎回ちゃんとやっていきます。

 

インスリン注射をする

血糖測定が終わったらいよいよインスリン注射です。

ではインスリンの準備をしていきます。

ちなみに2種類のうち、青い方の「アピドラ」は毎回使うのですが、緑の「トレシーバ」は晩ご飯の時だけ使います。

「アピドラ」は即効性のインスリンですが、「トレシーバ」の方は持続性のインスリンで、寝る前の食事の時にだけ「トレシーバ」を使います。

今回は2種類のうち「アピドラ」だけで説明していきます!

まずは針を「アピドラ」にセットします。

インスリンの中に空気が入ってしまっている事があるので、インスリンを叩いて空気を針のほうに集めておきます。

次に、そのままでは針の中の空気を抜いてインスリンの液で見たすために「空打ち(からうち)」をします。

そうすれば準備完了です、あとは必要な量を注射します。

 

 

注射は一般的にお腹や太腿などのなるべく脂肪がある場所に注射します。

インスリンは「皮下注射」と言って、皮膚と筋肉の間の「皮下」と呼ばれる場所をめがけて注射します。

 

写真では見にくいですが、注射針の長さは1cmほど、かなり細いです。

たまに痛い事もありますが、今ではそれほど痛みを感じる事が無くなってきました。

 

そして自分が食べるご飯の量に応じて、注射する量も変わってきます。

正確に言うと、食べる炭水化物の量で変わります。

僕の場合は茶碗1杯につき12目盛りほどの注射をします。

ただ僕は食べるほうなので、多い時は20目盛りくらい注射します。

入院中は薬の影響で血糖値が上がりやすかったので、30目盛りも注射していた事もありました。

そこまでいくと本当にこんなに注射して大丈夫なのかと不安に感じますね。。

 

そしてこれも、終わったら針はボトルに入れます。

他のアルコール綿などのゴミは普通に捨てていますよ。

インスリン注射をしていてよく聞かれる事

僕がインスリン注射をするようになってからは、色々な事を質問されます。

そりゃあ食事前に注射していたら気になりますよね。

ここでは僕が聞かれた質問を答えてみます!

 

 注射の跡は残らない?

インスリン注射を始めて2年ですが、今のところは注射跡が残ったりする事は無いです!

ごく稀にあざのように黒っぽく跡が残る事がありますが、それも数日すれば消えます。

今の僕は全くと言っていいほど跡は無いですね。

これは僕にとってとても嬉しかったです!

 

 いつまで注射が必要?

おそらくインスリン注射はこれからずっと必要になると思います。

というのも、インスリンを出してくれる場所自体が僕から無くなってしまっているので、回復する事が無いと思うからです。

自動でちょうどいい量のインスリンを体に入れてくれるような機械ができたりしない限りは、食前のインスリン注射は一生続くことになりそうです。

 

 なんでも食べれるの?

特に制限はありません。

食べる量に比例して注射の量も増えるだけで、理論的にはインスリン注射をすれば無限に食べれます(笑)

僕は元々は食べる方で、食べ放題では時間ギリギリまで食べていられるくらいには大食いでした!

ただこんな体になってからは流石にそれほどは食べなくなりましたね。

事前に食べる量をイメージしてから注射して、そのイメージした分だけを食べるようになりました。

 

 お金はかかるの?

かかります。

インスリンや血糖測定の使い捨て器具は自分のお金で買わなくてはなりません。

全て合わせると、僕は毎月1万円近くかかっています。

生きていくための出費なので仕方がありませんが、死ぬまで毎月1万となると結構大きな金額になりますね。

 

インスリン注射をするようになってから思う事

ここからは2年前にインスリン注射をするようになってから、僕が感じている事をまとめてみます。

インスリン注射が必要になったからこそ感じる事ができた事もありました。

その感想をここで共有しようと思います!

 

 「インスリン注射」を発明した人は天才

これは糖尿病になってからとても感じます。

なぜなら僕はインスリンがなかったらもう長くは生きる事ができなかったからです。

そう考えると、僕はインスリン注射を発明した人に救われたようなものです。

しかも今の時代、日本の成人では糖尿病やその予備軍の人が1/4と言われています。

その中の人全員がインスリン注射を必要としているわけでは無いと思いますが、多くの人の命を助けているに違いはないです。

インスリンのある今の時代でよかったな。と思いつつも、これを発明した人ってすごいな。と思いました。

 

 正直めんどう

これはインスリンを使った事がない人でも、なんとなくわかると思います。

こんな事言ってもしょうがないのですが、食前にいちいち注射しないといけないのは、やはりめんどくさいです。

僕は食べる事が好きなので、やっぱり美味しい物を美味しく楽しく食べたいのです。

しかし入院するようになってからは毎回色々な薬を飲んだり、今では注射をしたり。

普通なら「いただきます」ですぐに食べれたのが、少し痛い思いをしてからでないと食べる事ができないのがモヤモヤしますね。。

 

 やっぱり人目は気にしてしまう

外食に行ったときや、友達とご飯を食べる時は、今でも少し気になってしまいます。

「変にみられていないかな」「友達は食前に針見ても平気かな」などなど。

流石に僕の友達の中にはこれで気分を悪くする人はいないと思いますが、やっぱり少し申し訳なさというか、ちょっと気になってしまいます。

また他の人からも見られる事があるので、そういったのも気になってしまいますね。

やっと最近はそれにも慣れてきたかなって感じです。

相手側の立場になって考えてみれば、食事前にお腹に注射してる人がいたら不思議に思って見ちゃいますよ。

 

 腹筋を鍛えるのがちょっと怖い

僕はちょっと前から筋トレにハマっているのですが、腹筋をバキバキに割るのがちょっと怖いのであまり腹筋に重点を置けていないです。

それは注射がお腹にするものなので、そこに筋肉をつけると注射する時が痛くなってしまいそうで怖いんですよね。。

皮膚を摘んで注射するので、それすら出来なくなるほどの筋肉がつくわけないのはわかっているんですが、お腹を割るのには抵抗があります。。

僕が筋トレを始めた・続けられている理由
こんにちは! まるんてです! 僕は2018年5月に「急性リンパ性白血病」と診断されました。 そこから2年間の治療を経験しています。(2020年6月、治療終了) 僕の入院は1ヶ月以上の入院が5回続き、その後は毎月1週間の...

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はインスリン注射をしている僕が、僕の食前のルーティーン、知らない人が気になりそうな事、僕の気持ちをまとめてみました。

もし分からなかった事や質問があったら、Twitterやお問い合わせから気軽に質問してください!

聞いてくれると僕自身も新しく気がつける事が増えるので嬉しいです!

 

それではまた! ばいにゃら!

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