僕が急に将来の夢を変えた理由

新しい挑戦

こんにちは! まるんてです!

 

ありがたい事に、僕は大学受験に合格し、4月から大学生になる事になりました!

しかしこの大学は、僕が元々目指していた看護師とは関係のない大学です。

 

僕は白血病になる前は看護学科の大学で勉強をしていました。

その途中でいきなり、白血病と診断され入院になり、僕はその大学を退学する事になってしまいました。

でも実際に患者になってみて、だからこそ知る事ができた事がたくさんありました!

なので僕はこの経験を活かしてみたいと思い、より強く看護師になりたいと思っていました。

 

ですが、次の4月からは看護師とは違う勉強をするために大学に行きます。

そこで今回は、「僕がどうして急に看護師ではない道に行こうと思ったのか」、今の気持ちを書いておこうと思います。

 

 

僕は2018年5月に「急性リンパ性白血病」と診断されました。

そこから2年間の治療を経験しています。(2020年6月、治療終了)

僕の入院は1ヶ月以上の入院が5回続き、その後は毎月1週間の入院生活を約1年半続きました。

 

 

受験でメンタルをやられてしまった

僕が看護師とは違った将来を考えるようになったのは、1回受験してみて、もう1度よく考えてみたからです。

 

ですがその前に、僕が看護師を目指していた理由は、

  • 僕は元々、白血病になる前は看護学科の大学に行っていたから
  • そんな僕が2年も患者経験をしてみて色々な事を知れたから
  • 「僕こそ看護師がピッタリなのでは!?」と思っていたから

 

看護師は、僕の経験が活かす事が出来る最高の仕事だと思っていました。

でも1回受験をしてみて、僕は急に本当に看護師になりたいのかよくわからなくなってしまいました。

 

 行きたいと思っていた専門学校が不合格だった

僕は正直、受験に不合格になるとは全く思っていませんでした。

専門学校には説明会にも参加して、過去問をもらったり、その学校の先生や在校生から受験のコツも聞いていました。

その対策はしっかりとしてきたと思っていたし、当日も特に失敗はしなかったんです。

それに、元々僕は看護学科の大学に通っていて、2年の入院生活をしているので、普通にできれば落とされるとは思っていませんでした。

 

そんな考えだった僕に届いた不合格通知。

その通知を見た瞬間は、本当に頭が真っ白でした。

こんな展開を全く予想していなかったので、理解するのに少し時間がかかりました。

また受験に失敗した原因に心当たりが無い事から、ショックが大きかったです。

1つあるとすれば漢字の問題でいくつか落としてしまったくらいですが、それだけで落とされるとは思えませんでした。

 

僕は自分の大学生だったことや患者としての経験に自惚うぬぼれていたのかもしれません。

入院してメンタルが強くなったと思っていましたが、僕は1回の受験失敗で結構やられてしまいました。

白血病になった僕がみんなに伝えたい事
「どん底に落ちた人間は強い」 この言葉よく聞きますよね。 僕はこの言葉は、半分あってるけど半分嘘だと思っています。  今回は白血病になってどん底を経験した僕が、白血病になって知れた事を書きます。

 

 面接で感じた違和感

また僕は受験をしている時に、少しモヤッと感じる事がありました。

それは受験の面接の時の出来事です。

 

僕は受験の履歴書に大学を退学している事や、その原因が白血病になってしまったからだという事も書きました。

白血病になった事は、患者の気持ちを他の人よりも分かってあげられる。僕はむしろ看護師を目指す上では絶対にプラスになると思っていたのです。

 

もちろん面接では入院中の事について色々聞かれました。

そしてその最後に聞かれた質問に、僕は違和感を感じました。

 

「もし白血病が再発してしまったらどうしますか?」

 

、、、、、は??

 

僕はこの質問をされた時、正直イラッと感じてしまいました。

だってそんなの、すぐにまた緊急入院になって学校は休学するしかないじゃないですか。

誰だって入院生活に戻りたいとは思わないでしょう、僕は再発してしまったらなんて考えたくないのです。

 

この質問に僕は、「そうなってしまった時は、停学する事になってしまいます。。。」と答えるしかありませんでした。

 

面接官はこの看護専門学校の教員のはずです。

わざわざ聞かなくてもわかるような質問、ましてや「患者を不快な気持ちにさせるような事」を聞いてくるのはどういう神経してるんだと思いました。

そんな事をサラッと言ってしまう人に教わりたくないなと思ってしまったんです。

再発や癌なんてどうしようもありません。

そんな何ができるわけでもないのに、質問される意味が僕には全く分かりませんでした。

 

今落ち着いて考えてみれば、学校側も国家試験合格率100%や就職率100%といったネームバリューがあります。

学校だって僕の病気の状態を聞くのは当たり前ですね。

僕もあの時、「再発の事は考えずに勉強を頑張ります!」とか、「再発してしまっても絶対に乗り越えます!」などと適当に返しておけばよかったかなと思うところもあります。

でもその時の僕にはそんな考えが回らないほどに、「再発」という言葉に引っかかってしまいました。

 

たまたま目に付いた大学のパンフレット

そうして僕が結構凹んでいた時に、たまたま1つの大学パンフレットが目につきました。

 

僕には高校生の弟がいるのですが、その弟宛の物でした。

でも僕は、この偶然見つけた大学のパンフレットにとても興味が湧きました。

 

この大学を簡単に説明すると、「海外の大学を目指してみましょう!」って感じです。

 

、、、、いやいや、話が急にブッ飛びすぎだろ。

 

僕もそう思っています(笑)

それでもこの大学が気になって、オンライン説明会や大学見学も行ってみて、受験してみたら受かってました!

って感じで、本当に転がるように物事が進んでいきました。

 

 心の片隅にあった「海外に行きたい」

どうして看護師から、そんな急に海外なんて。

それは僕は高校生の時に、ニュージーランドで2週間のホームステイをした事があるからです。

そこでの経験はどれも新鮮な物ばかりでした。

 

道や建物などが大きく、日本とは違って狭さを全く感じなかったり。

朝の学校に行く時間が9時くらいで、時間の流れがゆっくりに感じたり。

本当にあちこちに羊が大量に放し飼いされていたり。

 

それからもちろん、日本語が通じません。

僕は正直それほど英語が得意ではないんですよね。

聞き取る事はほとんど出来なかったし、話す時もどうにかこうにか単語を並べて身体を動かして、なんとか気合で2週間を乗り切りました!

それこそ本当に「出川イングリッシュ」でした(笑)

 

でもそんな2週間は嫌ではなくて、何もかもが初めての事ばかりでそれが面白かったし、まあなんとかやっていけたという自信にもなりました!

 

 やってみたい事に正直になろうと思った

英語が出来なくてもなんとかなる事は分かりましたが、でもやっぱり出来た方がいいに決まっています。

僕は高校生のあの時は、また海外に行ってみたいと思っていました。

けれど僕は英語が苦手で、大学受験の時もやっと偏差値50を超える事が出来たくらいでした。

なので心の中で、「僕には海外は難しいかな」と思ってしまっていました。

 

でも白血病になって、僕はそれまで考えもしなかった「死」を意識するようになりました。

今まで「健康という文字は僕以上に合う人はいないんじゃないか!」ってくらいだった僕が、急に死ぬかもしれない状況を経験しました。

 

いつ死ぬかわからない。いつ死んでもおかしくない。

ならもっと自分自身がやってみたい事を、本気になってやってみた方がいい。

そうでないと勿体無いと思うようになりました。

 

僕は今22歳ですが、このうちの2年間は入院生活だったので、この期間はほとんど同じ毎日だったのであまり思い出がありません。

マジでやっと最近、お酒が合法で飲めるようになった気分なんです。

治療が痛かったり辛かったりで嫌で、その分病室でゲームをやって、食事はお茶漬けで流し込んで、、、

治療が終わって振り返ってみると、めちゃめちゃ短かったように感じて、2年間といった時間の長さが感じられないんです。

治療中だったので仕方のない事ですが、2年間何も出来なかった。

 

そんな時間を思い出すと、僕はこのままズルズルと時間を過ごすのは嫌なのです!

だったら死ぬ前に1回くらい、自分のやってみたい事を本気になって勉強してみるのもありかなと思いました。

勇気は一瞬、後悔は一生 【ちょっとでもやりたいと思ったら、まずやってみる】
みなさんは今、やりたい事ができていますか? 僕は19歳で白血病になりました。 それからは色々な事に挑戦しています。 僕はそこで、挑戦することは怖がらなくていい事に気が付きました! むしろ挑戦してみた時点で「勝ち組」です!

 

「病気になった経験を活かす事」にこだわりすぎていたかもしれない

僕は19歳で白血病という癌になってしまった。

でもこれって考えようによっては、とても貴重な経験だと思います。

 

もちろん好きでこんな辛い経験をしたわけではないです。

ただ、19で癌になるなんて普通じゃないですよね。

って事は、僕は周りとはちょっと違う、だからこの経験が自分の武器にできるんじゃないか。そんな風に思っていました。

そんな考えがあって、他の患者さんの役に立てればとこのブログを始めてみたり、看護師を目指していました。

 

でもちょっと冷静に考えてみると、今の僕は白血病になってからの僕しかみれていなかった気がしました。

 

あの大学のパンフレットを見て、僕は昔のやってみたかった事を思い出す事ができました。

別に看護師が嫌になったわけではないのです。

ただ今回は英語の勉強の方が縁があったみたいです。

とりあえずこの4月からは、本気で英語の勉強をしてみようと思っています!

 

それではまた! ばいにゃら!

 

コメント

  1. らいもん より:

    まるんてさん、貴重な体験談をありがとう。
    同じく急性リンパ性白血病で、長期入院の最初の1ヶ月目のアラサーのオッサンです。

    まだ全て読めてはいませんが、手先の痺れが残るかも知れないという不安などがこのブログのおかげで和らぎました。
    他にも病室にモニタとPS4を持ち込むなど色々と参考になります(笑)

    本当に勇気づけられました。
    まるんてさんのこのブログは既に私という患者を一人救ってくれてます。
    頭が良く、優しい人柄なのが文章や役に立つ内容から伝わってきます。
    あなたは看護師でなくとも、生きてるだけで誰かを自然と救ってるような人間ですよ。
    自由に生きてください。

    アラサーまで周囲に流されるように生きてきて後悔してる私のような人間も居ます。
    自分の気持を大切に、やりたいことにはどんどんチャレンジしてみてね!
    英語ができると洋画、洋楽、洋ゲー、海外のサイトなどもそのまま楽しめるようになるので趣味の世界も深まりますね!

    • marunte より:

      らいもんさん、はじめまして! わざわざコメントありがとうございます!
      こんなふうに実際に読んでいただいたからの感想ってめっちゃ嬉しいです(笑)

      こういう病気の事って、僕はなかなか相談できる人がいなかったので、このしんどかった経験が誰かの役に立っているなら本当に嬉しいです。
      特に僕の最初の入院は、病気についてよく分からない不安と暇で少し鬱っぽい感じになっていたので。。。

      ここ最近は全くブログが更新できていなくて、今も久しぶりにチェックしてみたらメッセージが来ていたので驚いているところですよ!
      ただ今行っている学校が忙しすぎて、しかも僕は本当に英語ができない状態からのスタートだったので、ついていくのに必死です。。。
      でも英語を使えるようになることが楽しみで、キツイけど楽しいです!

      本当にコメントを送っていただきありがとうございます。
      またきっとブログの更新はしたいと思います! 
      僕はとりあえず今は英語の勉強を頑張ってみます!

      らいもんさんの治療が無事に終わって元気になれること祈ってます!

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