【白血病を治療を乗り越えて】抗がん剤を使うとどんな副作用が出るの?

白血病

こんにちは!

まるんてです!

 

僕は2018年5月に「急性リンパ性白血病」と診断されました。

そこから2年間の治療を経験しています。(2020年6月、治療終了予定)

 

そんな僕が今回は、

「抗がん剤はどんな副作用があるのか?」

「抗がん剤を実際に使って感じた事」

について、僕が実際に体験した事を書いていこうと思います。

 

また、抗がん剤を使った治療は「クリーンルーム」と言う個室に篭りっきりで行われました。

これについても一緒に話していく事にします。

 

「クリーンルーム」で1ヶ月以上の入院を5回する

 

白血病になると直ぐに、「クリーンルーム」と呼ばれる個室で治療が始まりました。

「クリーンルーム」というのは超高性能空気洗浄器が部屋にくっついています。

埃はもちろん、空気中の細菌なんかも取り除いてくれます。

 

なぜクリーンルームという部屋に入るのかというと、

抗がん剤を使うと、がん細胞と一緒に白血球などの正常な細胞も少なくなっていきます。

そしてどんどん免疫力が下がってしまいます。

そうなると、普段かからない様な病気(これをまとめて日和見ひよりみ感染症と言う)にも簡単にかかってしまいます。

 

そうならないためにも治療中はこの部屋に籠りっきりになるのです。


治療内容は毎回違いますが、

僕の入院予定は、

1ヶ月の治療スタート

治療が終わった頃には免疫力が0になっているので、退院できる免疫力がつくまで回復待ち

回復したら1週間退院

次の1ヶ月の治療スタート

というサイクルを5回繰り返す入院でした。

 

治療が終わってからは時間をかけ、自分自身の自然治癒力で、白血球の数を増やして免疫力を上げます。

 

この時間、白血球の数が増えて退院できる様になるまでの時間は、患者さんによって違います。

僕は1回目の入院時は1週間くらいで退院できましたが、最後の5回目の時は身体も疲れているのか、なかなか増えなくて3週間ほどかかりました。

長くなってしまう患者さんは1ヶ月以上かかってしまう方も結構いるそうです。

僕は最後の3週間ですらものすごく長く感じたのに。。。

あの時は、早く退院して、

牛丼、ラーメン、ハンバーガー、ピザ、、、

なんでもいいから、何かジャンク系のものが食べたすぎて仕方なかったです(・∀・)

 

抗がん剤(点滴 & 内服)

※この写真は実際に僕が点滴をした「テラルビシン」という抗がん剤。
 福神漬けみたいな色ですよね。。。

 

白血病は「血液の癌」です。

そのため、抗がん剤を使って治療をしていきます。

僕は点滴と内服で抗がん剤を使っていました。

点滴は入院中だけ、内服は血液のデータを見て量を調節しながら2年間ずっと、使って治療してきました。

しかし患者さんによって使う薬も違うし、副作用種類もレベルも変わってきます。

 

そこで今回の記事では、

まずは僕が実際に経験した副作用について書いて、

その後に経験していない、他の有名な副作用についても書いておこうと思います。

 

経験した副作用

吐き気

これは多くの方が知っている副作用なんではないでしょうか?

僕も胸がムカムカして気持ち悪くなる事はよくありました。

でも僕はこの2年間の治療で、もどす事はありませんでした。

 

毎回抗がん剤の点滴を始める前に、吐き気止めの点滴を入れるのですが、

なんでもその吐き気止めが年々進化しているそうで、今の吐き気止めはすごく効き目がいいそうです。

 

もし吐き続けてしまうと、食べ物から栄養を摂取できなくなってしまいます。

そうなると栄養を摂るため、新しい点滴を使うことになってしまいます。

僕は点滴のつながっている状態がとても苦手だったので、吐き気止めが効いてくれてとてもよかったです。

まるんて

僕は元気な時はほとんどPS4でゲームをしていました!
その時に点滴が繋がっていると、そっちが気になってしまって、なんとなく思いっきりゲームを楽しめなかったんですよね、、、(・∀・)

 

2年間の入院生活、ゲームができたから乗り越えられた! 今やゲームはコニュニケーションツール
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脱毛

これも多くの方が知っているんじゃないでしょうか?

実際に僕も、入院中に2回髪が抜けました。

(ちなみに下の毛も抜けました。)

 

そして実際に髪が抜けて初めて知ったんですが、綺麗さっぱりにはハゲませんでした。

イメージとしては子泣き爺みたいな感じ。チョロっと抜けずに残るんです。

綺麗さっぱりになっている患者さんは大体が髪を切っているそうです。

 

僕は男だし、治療が終わればまた髪は生えてくるという事は調べて分かっていたので、ほぼメンタルダメージは0でした。

むしろ普通に生活していたら、自分からは坊主にしようとは思わないので、「今しか出来ない髪型だ!(髪無いんですけどね!!!)」と考えて逆に楽しんでいました!(笑)

 

とは言え、他の患者さんがみんな僕と同じ様に考えているとは思えません。

特に女性の患者さんにとっては結構なダメージになると思います。。。

正直僕は、女性が治療中に脱毛してショックを受けているとして、なんて声をかけてあげればいいのか分からないです。

皆さんならどうやって患者さんに寄り添ってあげますか?

コメントを頂けると嬉しいです。m(_ _)m

 

粘膜障害

粘膜というのは、口の中の粘膜や、お腹の中の胃や腸の粘膜、肛門などです。

そして粘膜障害というのは、口内炎が出来たり、お腹の調子が悪くなって下痢になってしまったり、痔になってしまったりすることです。

 

 

僕が経験したのは口内炎です。

1回目の入院の時に、大きな口内炎が2つ出来てしまいました。

その口内炎は悪化していき、それが凹んでいって、大きなクレーターの様な物になってしまいました。。。

それから5日ほど、痛すぎて話しをするのも辛くて、さらにはちゃんとした食事を食べられなくはなってしまいました。

その間はプリンとかゼリーの様な、噛まなくても飲み込める物でどうにか凌ぎました。。

 

 

僕が言える事は、抗がん剤治療中は刺激物を取らない様にしましょう。

僕はあの頃、食事が足りなくてよくコンビニで食べ物を買ってきていました。

その中で坦々麺、柿の種、辺りが怪しそうです。

実際に治療中の方、お見舞いで差し入れを持っていく方などは気をつけてくださいね。

 

それから、常に口の中は清潔にし、毎食後必ず歯を磨くようにしましょう。

食べたままだと、食べカスから菌が繁殖してしまう恐れがあるからです。

今までより免疫力が下がっているので、想像以上に簡単に違う病気になってしまいます。

また、歯磨き粉はあまり使わない方がいいです。

なぜなら普段使っている歯磨き粉は、患者さんにとって刺激が強いからです。

治療中は常に清潔を意識しましょう。

抗がん剤の副作用で食事が取れなくなってしまった時は?
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味覚障害

これも時々起こりました。

米の湯気がめちゃくちゃ臭く感じて全く食べれなくなったり、今出てきた好物の生姜焼きを食べてみたら不味くて吐き出してしまったり。。

そんな時は、湯気が出ないように冷ました米に変更してもらったり、不味く感じてしまった料理をこれからは出さないでもらえるようにしたり。

 

他の患者さんがどうなのかは分からないのですが、

僕の場合は特定の物が食べられなくなるだけだったので、食べれない時は他の物を買ってきて食べていました。

僕は食べる事が好きなんですけど、そんな僕が味覚障害で物が食べられなくなってしまうとは思ってもいませんでした。

まるんて

ちょっとグールになった気分でしたw(・∀・)

 

便秘

これは毎回なっていました。

便は硬くなり、オナラも全く出なくなりました。

このままではお腹が張って、腹痛になってしまいます。

これを防ぐために、抗がん剤を使っている時は

「酸化マグネシウム」という、便により水分を含ませるようにする薬や、

「センノシド」といった、腸の動きを活性化させる薬を使って便を出していました。

 

指先の痺れ

この副作用もよくあるそうです。

僕は最初の半年間は指先の痺れがずっと続いて、しだいに痺れを忘れて、指先の感覚がなくなっていました。

今ではもう痺れは無いんですが、いつから痺れが無くなったのかは覚えていません。

気がついたら痺れが無くなっていました。

 

また指先の爪の中の色が黒くなったりもしました。

この症状もよく見られる物だそうです。

当時はとても気にしていたのですが、今はもう治っていて黒くなっていないです!

 

経験してないけど先生に説明された副作用

生殖機能の低下

これは稀に起こる副作用だそうです。

 

抗がん剤の治療によって体には大きなダメージを負うことになります。

そのダメージが生殖機能にも影響を与えてしまう事があるそうです。

 

ちなみに僕は、この抗がん剤治療が始まる前に「精子保存」をしました。

僕はなんとなく恥ずかしいし、そこまでしなくても、と思っていたのですが、

親が「後悔してからでは遅いから」と、やっておくことにしました。

精子保存なんて、まだあの時19だったのに、、、。

自分で言うのも変ですが、こんな経験してる人そうはいないと思います。

この話はまた別の機会に記事にしようと思っています。

 

まとめ

 

今の僕は、使った薬について、なんて言う名前の薬をどんな理由で使ったか、正確には覚えている訳ではないです。。。

しっかりと昔の治療内容をメモしておけばよかった。

と後悔しています。

 

また僕は4回目の入院で「急性膵炎(重症)」になっています。

この時僕は3日間も意識が無くて、気がついたらICU(その病院で1番ヤバイ患者さんが行く治療室)にいました。

これは抗がん剤の副作用なのかもしれないのですが、正確な理由が分かっていないので、副作用のところでは書きませんでした。

この急性膵炎になってしまったせいで、今の僕には膵臓がありません。

その時の体験した事も書きました。

【死亡率30%】重症の急性膵炎になって死にかけた話
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抗がん剤はとても強い薬です。

副作用にいい物なんてないです。

ただ昔と比べれば、その副作用も相当和らげられているそうです。

治療をしている方は、抗がん剤治療を乗り越える事ができて、病気が治る事を祈っています。

 

これからもこんな感じで、これから入院をする方や、看護学生さんに向けて、

患者体験を通じてわかった事や、僕がみんなに共有したいと思った事を書いていこうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

ばいにゃら!

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