こんにちは! まるんてです!
僕は2018年5月に「急性リンパ性白血病」と診断されました。
そこから2年間の治療を経験しています。(2020年6月、治療終了)
僕の入院は1ヶ月以上の入院が5回続き、その後は毎月1週間の入院生活を約1年半続きました。
僕は白血病の治療中に急性膵炎になってしまい、「膵臓」という臓器がなくなってしまいました。

その影響で食事ごとにインスリン注射が必要になってしまったり、脂っこい食べ物が食べられなくなってしまいました。
今回はそんな僕の「お菓子をあまり食べなくなってしまった」という話をしようと思います。
食べる時はインスリン注射が必要
僕は膵臓がなくなってしまったため、「インスリン」というホルモンが作られなくなってしまいました。
インスリンは血糖値を下げる働きをしています。
インスリンが無いと、血糖値はどんどん上がってしまい、身体にはさまざまな異常が出てきてしまいます。
なので僕は「インスリン注射」をして、血糖値が上がってしまうのを抑えています。

血糖値は食後に高くなります。
食事で炭水化物を摂取する事で血糖値が上がるのです。
なので僕は食事のたびにインスリン注射をしなければいけません。
想像すれば分かると思いますが、食事毎にインスリン注射をしなければいけないのは結構めんどくさいです。
この注射は慣れてくればあまり痛くはないです。
とはいえ僕は、やっぱり注射をするのはちょっと嫌です。
面倒だし、できる事ならあまり注射をしたくない。
なので僕は一時、1日1食になってしまっていた時期もありました。
大好きな「ポテチ」が食べきれない
僕は白血病になる前は、なかなかにお菓子を食べていました。
僕は甘い物よりも塩っぽい物の方が好きです。
特に「ポテトチップス」が大好物で、よくBICサイズを買って1人で食べていました。
僕は膵炎になってからしばらくは脂質の制限がありました。
なので僕はポテチが食べれるようになるのを楽しみにしていました。
そして脂制限が緩くなった時、僕は早速ポテチをあけました!
久しぶりに食べたポテチはとても美味しかったです!
僕はやっぱりポテチはのり塩ですね! あのしょっぱさと海苔の香りが最高です!
しかし僕は、そのポテチを食べきる事ができませんでした。
半分ほど食べると少し脂で胃がムカムカしてきてしまいました。
おそらく脂が久しぶりすぎて、身体がびっくりしてしまったのだと思います。
僕は食べる事が好きです。美味しい物を食べる事はもっと好きです!
好きだったポテチを好きなだけ食べれなくなってしまった事が分かった時はちょっと悲しかったです。
それからもたまにポテチを食べましたが、ちょっとしか食べていません。
それでも今では、食べれているだけ良かったのだと思っています。
栄養バランスに気をつけるようになった
ポテチがあまり食べれなくなってしまった事は残念ですが、インスリン注射をするようになって良い方に変わった事もありました。
それが「栄養バランスを気にするようになった事」です!
僕はインスリン注射をするようになってから、食べ物の成分表をよく見るようになりました。
なぜなら炭水化物量に応じてインスリン注射の量が変わるからです。
成分表がある物を食べる時は必ず目を通し、炭水化物量を確認してから注射をします。
そうして成分表を見ると、そこには炭水化物以外にも色々な栄養素の量が書かれています。
なので僕は炭水化物だけでなく、他の栄養素にも気をつけるようになりました。
例えば僕は膵炎で脂質が多い物はできるだけ避けたり、塩分の取りすぎに気をつけるようになりました。
昔の僕は寝る前にポテチを食べるなんて事がよくありました。
あとは寝るだけなのにその時間に大量のエネルギーを摂るなんて、身体に悪い事をしていたなと思います。
昔の僕はきっと、「栄養バランスに気をつけよう」と思う事は多分なかったと思います。
好きな物を好きなだけ食べていた僕が、栄養について考えるようになれた事は良かったと思っています。
まとめ
今回は「膵炎になってからあまりお菓子を食べなくなった」という話をしました。
間違えないで欲しいのですが、「食べれない」わけではないのです。
ちょっとのお菓子を食べるために注射するのが面倒なのです。
むしろ昔はバイト代でよくお菓子を買っていたので、その出費が抑えられて良かった気がしています!
お菓子は食べなくても全然平気です!
その分健康で入れたらいいなと思います。
それではまた! ばいにゃら!
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